糖尿病は血糖値が高くなる病気か?

こんにちは薬剤師の赤羽です。今回は糖尿病の本質に迫りたいと思います。

どうゆう病気か?

皆さんは糖尿病をどうゆう病気だと思っていますか?一般的には血糖値が高くなる病気だと理解されていると思います。しかし、それは糖尿病の理解としては不十分です。

糖尿病の本質は?

糖尿病の本質は血糖の調整機能失調(緩衝機能失調)です。「ちょっと最近血糖値が高いんだよね・・・」などと呑気なことを言っている場合ではありません。血糖値を調整する機能が破綻しているのです。健康な人は食事をしてもしなくても血糖値が正常の範囲に保たれます。一方糖尿病の人は食事をすれば血糖値が上がりすぎ、食事をしないのに血糖値が下がらない状態になります。これは血糖値の調整機能(緩衝能)を失ったということです。食事以外にも血糖値が変動する行動はあります。例えば、運動、入浴、飲酒などです。これらの影響を受けても健康な人は一定の血糖値を維持できますが、糖尿病の人は血糖値が乱高下します。

食事制限はしても良いのか?

そうなってくると糖尿病の人は食事制限もしづらくなってきます。健康な人(血糖値の調整機能が正常な人)と同じように断食などすると血糖値の乱高下を招く可能性があります。血糖値の乱高下は症状の悪化につながる可能性もあります。なるべく規則正しい食事をして、血糖値の乱高下を回避する必要があります。生活習慣の改善も思いつきで実行せず、医師、薬剤師のなどの専門家と相談しながら取り組みましょう

参考文献

世界最新の太らないカラダ ジェイソン・ファン (サンマーク出版)