なぜ夫が家事・育児を手伝わない?

こんにちは薬剤師の赤羽です。昨今は女性の社会進出が進み、女性の権利が拡大しました。先人たちの女性解放運動のたまものです(1)。背景には少子高齢化による労働人口の低下もあります。女性も働かなくては国家を維持できない時代ということです。しかし、いまだに家事・育児は女性が負担することが多いです。同じように働いているのに不公平です。不満を抱えている女性も多いです。ではなぜこのようなことになってしまうのか検討してみます。

チキンレース

子育て、家庭維持は男女のチキンレースです。このチキンレースは圧倒的に男性が有利です。これは生物学的な違いによるものです。

女性は生涯に出産できる子供の数に限りがあります。妊娠期間が10カ月程度あるためどんなに頑張っても10人くらいが限界ではないでしょうか?ギネス最高記録でも69人です(2)。

一方の男性は作れる子供の数が、けた違いです。中世の王様などの例でみれば1000人近い子供を作った例もあります(3)。

つまり、女性の方が男性よりも一人の子供の重み、重要性が大きいということです。男性と女性では子供の世話、家庭の維持にかける情熱が異なることも致し方ありません。家庭の崩壊も男性にとっては利益になりかねません。子供もそれがわかっているので、お母さんになつくことが多いようです。お父さんにはいつ捨てられてもおかしくないので無駄になついてもしょうがないのです。

男性に家事育児を手伝わないことを道徳的な意味で攻めてもあまり意味がありません。だって生物学的にしょうがないから。

だからと言って、このままでいいのか?

生物学的に女性は家事育児のチキンレースで不利です。しかし、このような不公平を野放しにすることは社会的に不利益です。男性が積極的に家事育児を手伝い、浮気をしづらい社会的仕組みが必要かと思います。例えば週休3日制の導入、残業禁止の法制化などもいいかもしれません。これは仕事が忙しいという言い訳ができないようにするためです。実際に現代の仕事には無駄が多すぎます。男性を無駄な仕事から解き放ち、意味のあるケア(家事・育児)に従事させるのはこれからの日本社会の維持に重要でしょう。

参考

1)女性解放運動 Wikipedia
2)ドクターマップ
3)知力空間
生物学的に、しょうがない!(石川幹人)サンマーク出版