加齢によって、体は劣化します。この劣化を説明します。まず、食事からスタートします。食事は基本的に1)エネルギー、2)血肉、3)脂肪に変化します。
若いうちはエネルギーと血肉に変化します。歳をとると、脂肪になります。高齢になる程、体が弱り、だるくなり、太ります。
エネルギー
エネルギーとは免疫力、消化力、基礎代謝、などです。高齢者はこれが少なくなり、末端冷え性、慢性的なだるさなどに襲われます。しかし、エネルギー過剰が原因の疾患もあります。たとえば免疫異常(喘息、アトピーなど)。これは過剰なエネルギーが暴走しているということです。
血肉
ほねや筋肉です。加齢するほど、食事は骨にも筋肉にもなりづらくなります。骨が弱くなり、筋肉が減ります。
脂肪
加齢すると、摂取したエネルギーはほとんど脂肪になります。太る人が多くなっていきます。
以上のことは生命体が共通して持つ宿命であり、防ぐことはできません。現代医療はこのような絶対法則を覆すことが良いことのように、考えています。果たしてそれはどうなのでしょう?自然と衰えて、朽ちていくのが、人間なのではないでしょうか?