薬剤師は何ができるのか?

こんにちは薬剤師の赤羽です。皆さんは薬剤師に何を期待しますか?薬さえ渡してくれれば余計なことは聞かないでほしいと言う人もいるかもしれませんね。薬剤師に何ができるのか分かれば、うまく付き合えるかもしれません。

薬剤師は総合力

医療関係の仕事は数あります。その中でも、健康に関わる知識の多様性では薬剤師が優れていると思います。また、相談しやすいのも特徴です。特に、街の薬局の薬剤師はその傾向があります。街の薬局では日常生活用品、食品、健康用品、介護用品、医薬品と幅広く取り扱っており、薬剤師はそれぞれに関してある程度の知識を有しています。薬剤師はゼネラリストということができます。他の医療関係職は基本的にスペシャリストです。一つの分野に特化して極めて高度な知識を持っています。急性疾患(心筋梗塞、脳梗塞、骨折など)では専門的な知識を有するスペシャリストの力が必要です。以上より、薬剤師は他の医療専門職と比較して、日常の中での健康不安、運動や食事の相談をするには最適だが、急性疾患ではあまり出る幕がないと言えるでしょう。薬剤師にはその総合力に期待して、日常の中で長く続く辛い症状(慢性疾患)と付き合っていくパートナーとしての役割を期待しましょう

薬剤師に期待できる技術

薬剤師は基本的な病気の知識(病態生理学)、薬の知識(薬理、薬物動態、有機化学、分析化学、製剤学)、解剖の知識(内臓、筋肉、骨、神経など)、栄養の知識(栄養学)、運動の知識、東洋医学の知識を身につけています。その知識を活かして、健康維持・改善に最適な支援が可能です。また、人それぞれに最適な支援ができるようにコミニュケーションスキルもある程度身につけています。コンコーダンス、コーチング、カウンセリングなどを駆使して皆さんを支援してくれるはずです。

薬剤師が得意なこと

薬剤師が得意なのは慢性疾患に対して状態の維持・改善を目指す、パートナーとしての役割です。一方、その役割が社会から疑問視されているのは副作用、相互作用、重複投薬の回避などの役割です。これは、IT技術で代替可能だからです。薬の知識はググればいくらでも知ることができます。ググっても答えが出ないことこそ薬剤師に相談すべきなのです。薬剤師に期待できるのは自分の健康維持の相談役としての役割です。皆さんも薬剤師とうまく付き合って、健康増進を目指しましょう!

いらない薬剤師

ググればわかることしか言わない薬剤師は慢性疾患改善のパートナーとしてはあまり良くありません(風邪の時とかはいいと思います)。自分にあった薬剤師を探しましょう。