薬剤師は調剤利権にしがみつくゴミか?

こんにちは薬剤師の赤羽です。皆さんは薬剤師についてどういうイメージを持っていますか?インターネットで調べればわかるようなことしか言わない調剤利権にしがみつく社会のゴミだという意見も聞こえてきそうです。私は薬剤師とは、健康に欠かせない、皆さんの良きパートナーになれる可能性がある、素晴らしい職業だと信じています。

調剤利権にしがみつく社会のゴミ

薬剤師はいままで薬や病気に関する知識の豊富さがその存在意義の源泉でした。患者さんが知らないことを知っているから存在が容認されてきたということです。しかし、現代ではインターネットとスマートフォンの普及により薬や病気に関する知識の豊富さは意味を失いました。そのため、旧来型の薬剤師は世間から調剤利権にしがみつくゴミよばわりされるのです。

現代の薬剤師は違う

現代の薬剤師は知識の豊富さだけを武器にしているわけではありません。主な武器は豊富な知識と柔軟な思考による問題解決支援です。情報過多の現代では簡単に「答えのない問題」にはまりこみます。専門家同士で薬に対する意見が食い違ったり、難しい選択を迫られたりします。例えば、効果は高いけど副作用の可能性が高い治療か、効果は低いけど副作用の可能性が低い治療法を選ぶかなどです。このような問題を一緒になって考えてくれるのが現代の薬剤師です。

なぜ薬剤師が「答えのない問題」に取り組むパートナーになるのか?

昔は医療に関する決断は医師がしてくれました。今は患者さんが自分で決断しなければいけない時代です。インフォームドコンセントが広く浸透し、医師から与えられた情報をもとに患者自身が決断することを迫られるのです。複数の医院、病院にかかっている場合は医師どうしで意見が食い違うこともあるでしょう。このような状況でも救いはあります。処方箋を発行する医療機関は別々でも、処方箋を持ち込む薬局は一つにすることができます。複数の医療機関からの情報を薬局に集中させることで薬剤師と一緒に答えのない問題に挑むことができるのです。

この問題解決支援こそが薬剤師が世間に必要とされるためのカギの一つです。