花粉症の人は食物アレルギーに注意!

こんにちは。薬剤師の赤羽です。今回は花粉症と食物アレルギーの関係について迫ってみようと思います。

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花粉症と食物アレルギーの関係

食物アレルギーの中でもトマト、メロン、スイカ、オレンジ、リンゴ、モモ、などの果物・野菜に対するアレルギーは花粉症が原因になっている場合があります(*1)。この場合の症状は「口の周りが痒くなる、赤くなる、腫れる」などです。これは「口腔アレルギー症候群:OAS」、「花粉食物アレルギー症候群:PFAS」などと呼ばれています。花粉症と食物アレルギーの関係を下表にまとめました。
表)花粉症と果物・野菜アレルギーの関係

花粉 果物・野菜
シラカンバ リンゴ、ナシ、サクランボ、モモ
スギ トマト、メロン、スイカ、キウイ
ヨモギ セロリ、ニンジン、マンゴー
イネ科 メロン、スイカ、キュウリ
ブタクサ メロン、スイカ、キュウリ、バナナ

参考URL_http://www.doyaku.or.jp/guidance/data/H21-16.pdf

バラ科の果物に気をつけろ!

シラカンバ花粉関連の果物ではOASの症状が高頻度に出現することがわかっています。シラカンバ花粉のアレルギーを持っている人の78%にOASの症状が出現します(*2)。中でもリンゴ(8割)、サクランボ(6割)、モモ(6割)等のバラ科の果物には要注意です(*2)。

バラ科 リンゴ、西洋梨、サクランボ、モモ
スモモ、アンズ、アーモンド

例えば、リンゴを食べて口がかゆくなる人はサクランボやモモでも同様の症状が出る可能性があります。

考察

「口腔アレルギー症候群:OAS」では複数の果物・野菜に対して症状が現れる場合があります。紹介した表を参考にご注意下さい。適切な治療で症状が改善する可能性もありますのでお医者さんに相談です。

参考文献

1)鼻アレルギー診療ガイドライン2016
2)朝倉光司,シラカバ花粉症とOAS, 医学のあゆみ, Vol.209, No.3, p.151, 2004