肺炎球菌ワクチンは接種すべきか?①

こんにちは薬剤師の赤羽です。今回は肺炎球菌ワクチンについて調査を進めたいと思います。
まずは第1回ということで肺炎の脅威とその原因について掘り下げたいと思います。
「肺炎」の画像検索結果

肺炎の脅威

肺炎は日本において死因の第3位で、全死因のうち9.1%を占めます(※1)。

悪性新生物 28.5%
心疾患 15.1%
肺炎 9.1%
脳血管疾患 8.4%

また、肺炎による死者の97.3%65歳以上の高齢者です(※1)。このことは肺炎が高齢者にとって、かなりの脅威であることを示しています。

肺炎の死亡率

入院にいたるレベルの肺炎に限るとその死亡率は全体で4.2ー13.7%です。この数字は決して低くないと思います(*2)

肺炎の原因

死亡に至った肺炎の原因微生物は表のとおりです(*2)。

肺炎球菌 26.2%
インフルエンザウイルス 19.0%
緑膿菌 14.3%

まとめ

65歳以上の高齢者にとって肺炎が決して侮れない病気であることがわかりました。そしてその原因の多くは肺炎球菌とインフルエンザウイルスによるものであることがわかりました。次回から肺炎球菌ワクチンの効果について掘り下げていきたいと思います。

参考文献

1)平成28年(2016)厚生労働省人口動態統計
2)市中肺炎入院症例の年齢別・重症度別原因微生物と予後 日呼吸会誌 44(12),2006.