高齢者は自分達のことしか考えていないのか?

こんにちは薬剤師の赤羽です。昨今、「老害」という言葉をネットで散見します。有識者の意見でも、選挙で国を変えようとしても無理だと主張されています。それは高齢者が多数なので政治家は高齢者に不利な政策を実行することができないためです(シルバー民主主義)。私はそうは思いません。人間は本能レベルで他者貢献を「善いこと」。私利私欲に走ることを「悪いこと」と考える生き物です。高齢の方たちも一緒になってよい社会を作ることができます。

人間は利己的なのか?

世間では人間は利己的であると考える意見が一般的です。「自分さえよければよく、他人なんてどうなってもかまわないと考えている」ということです。私利私欲に走る行為を「本能的」と表現したりします。すぐ喧嘩したり、暴力をふるうことが「本能的」であると表現されます。道徳や宗教などで教育することで人間らしくなり、他人を敬うことができるようになるということです。果たしてこれは本当でしょうか?

人間は利他的な動物だ!

道徳や宗教などで教育されなくても、本能レベルで人間は利他的であるというのが私の考えです。そうでなければ辻褄が合いません。私たちが文明を築いて「豊かな生活をしている現状」が人間の利他性の動かざる証拠です。もし、人間は自分のことしか考えられないのであれば、世代をまたぐ長期の投資計画など立てられません!利己的な動物が、社会の繁栄を願って、植林をしたり、灌漑工事をしたり、インフラ整備をすることができるでしょうか?我々の祖先が自分たちが得られるはずの利益を私たちに託してくれたから今の社会があるのです。そうやって人類は文明を築いてきました。この事実こそが人間の利他性を証明していると思います。

高齢者は敵ではない!

ネットでは世代論で世代間格差をあおります。高齢者は決して自分たちの事しか考えているわけではないのです。当然、子供や孫の世代の幸福を願っているのです。それを信じられない世間の風潮こそが民主主義の敵なのです。

参考

毎日新聞)https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20211029/pol/00m/010/012000c