薬はいつになったら効果が出るのか? (この薬、ぜんぜん効かないじゃん!)

こんにちは薬剤師の赤羽です。
今回は薬がいつから効果を発揮するのか考えてみましょう!
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すぐに効くとは限らない!

薬は飲めばすぐに効果がでると思いますか?じつは薬によっては安定した効果を発揮するのに時間がかかる薬もあるのです。特にお医者さんが出す薬はゆっくり効果が出るものもあるので注意しないといけません。この薬全然効かない!と思う前にこのブログを読んでください!

なぜわざわざゆっくり効かすのか?

ゆっくり効く薬の存在意義ってなんでしょうか?なんでもはやく効いた方がいいですよね?じつはわざとゆっくり効くように作られているんです。表をご覧ください。

即効性  持続性
ゆっくり効く薬
速く効く薬

ゆっくり効く薬と、速く効く薬には即効性持続性について真逆の特徴を持っていることが多いのです。ではどんな薬がゆっくり効く薬に向いているのでしょうか?

ゆっくり、長く効いてほしい薬

血圧を下げる薬、動悸を予防する薬、喘息発作を予防する薬、などは即効性よりも持続性が求められます。このタイプの薬は継続して服薬する薬が多いです。

速く、短く効いてほしい薬

痛み止め(頭痛、生理痛など)、喘息発作の薬、胃薬、風邪薬、花粉症の薬、睡眠薬、下痢止め、などは即効で効いてほしいですね!でも必ずしも1日中効果が続かなくてもいいですよね?特に下痢止めや睡眠薬の効果が持続したら大変です!このタイプの薬は一時的に服薬する薬が多いです。

具体例

速く効く薬(効果が持続しない薬)の具体例は次の通りです。

種類 名前 効くまでの時間
痛み止め ロキソニン 30分
胃薬 ガスター 3時間
吐き気止め ナウゼリン 1時間
アレルギー アレジオン 2時間

ゆっくり効く薬(効果が持続する薬)

種類 名前 効くまでの時間
血圧の薬 アムロジン 6日
動悸の薬 ベプリコール 14日
アルツハイマーの薬 アリセプト 14日

まとめ

世の中にはゆっくり効く薬もあります。新しい薬が出たときはお医者さんや薬剤師にどのくらいで効果が出るのか聞いてみましょう!

参考文献

各薬剤の添付文書